備えあれば・・というけれど

mikuがスペインから帰国した。帰って来れる家があり、待っていてくれる家族があることが本当に有り難く思えたようだ。オイラの地域も第二次世界大戦中に大きな地震にあっている。戦争中だから、長い間伏せられていたが沢山の人が亡くなった。昭和34年の伊勢湾台風[おかんの生まれる4日前だ]の時も堤防が切れて浸水したらしい。度重なる災害の懲りている年寄り達に何度も何度も言い聞かせられ、オイラの家は水の来ない高さまで基礎を上げた。おかげで何段も段を上がらなくてはならず、子供や年寄りには決して優しい家とは言えなくなった。いつ起こるかわからない災害に備える事は難しいことだとつくづく感じる。