トンビとカラス

今日鳶が烏に虐められているのを見た。烏が鳶を追いかけたり、電線に止まった鳶の上に乗っかったりしていたんだ。最初はまさか?と思っていたんだ。だって、明らかに鳶の方が大きいし・・でも、間違いなく鳶は必死で飛び回り烏から逃げようとしていた。やがて烏は「カァ〜!」と仲間を呼んだ。三羽の烏は鳶を挟み撃ちにしたりして執拗に追い回すんだ。あまりに可哀想で届くものなら追い払ってやりたいくらいだった。「鳶って図体はでかいけどヘボいんだ〜」とおとん。「チョッパーと一緒じゃん」とおかん。「おんし[注:この辺りでは古い人間はお前のことをおんしと言う]もそう思ったか・・」とおとん。うるさいヤイ!こういった場合でも、大抵おとんは思ったことを半分も口にしない。そういうのを『ダンマリの屁臭い』というんだよ。