夜桜見物

昼間、おとんとおかんは黄金堤に桜を見に行った。黄金堤は、忠臣蔵で有名な吉良上野介が洪水で苦しめられた領民のために築いた堤で、全長180mの短いものだけど、大きな桜が何本も植えてあって本当に見事なんだ。派手おじさんも、ここの桜が一番綺麗だって言っていたけど、オイラ達もそう思ったよ。[他はあまり知らないけど・・・]桜を眺めるというより、桜に包まれたような気がしたよ。そうそう、言い忘れたけど、オイラは夜桜見物に連れて行ってもらったんだ。あまりに綺麗だったから、夜桜も見に行くことになったんだ。日曜の夜で小雨がふっていたせいか、ほとんど人もいなかったよ。ありがたいことに、オイラ達が着いたら雨も止んで、ゆっくり何度も堤の上を歩いたよ。桜に吸い込まれていきそうな、不思議な気持ちになったよ。ここって旧吉良町の名所だったんだよな〜!